当院で実施している産科/婦人科手術について

帝王切開術


必要と判断された場合、帝王切開術をおこないます。
緊急帝王切開術にも迅速に対応できるよう、LDRに隣接して手術室を配置しております。
原則として脊椎くも膜下麻酔(脊椎麻酔)を麻酔方法として用います。
術後の鎮痛として硬膜外麻酔を併用することができますので、痛みが心配な方はご相談下さい。

帝王切開時の入院期間は、出産当日を0日目として6泊7日となります。

子宮頚管縫縮術

子宮頸管無力症とは、陣痛などの下腹部痛や性器出血などの症状がないが、子宮頸管が開いてきてしまう状態のことを言い、流産や早産の原因となってしまうことがあります。

妊婦健診で子宮口の開大が見られた場合、流産・早産予防のために子宮口を手術で締めて補強する手術を行います。

手術は腰椎麻酔で行います。
基本3泊4日程度の入院が必要です。

流産手術

流産手術は日帰りで行っております。
静脈麻酔を使用し、痛み止めも併用いたします。
原則、手動真空吸引法と呼ばれる、子宮に傷を加えにくいよう配慮された、安全で身体に優しい方法で処置を行います。

人工妊娠中絶手術

人工妊娠中絶手術は保険適用外であり、自費手術となります。
中絶手術は、初期中絶手術(妊娠11週6日以下)と、中期中絶手術(妊娠21週6日以下)の2つに分類されており、それ以降に手術を行うことは、認められていません。

様々なご事情で妊娠を継続するのが難しい場合、手術を決断することに悩まれることもあるかと思います。しかし、初期中絶手術に比べ、中期中絶手術は身体への負担やリスクも大きくなります。患者様にできる限り納得していただき、不安を乗り越えられるようにサポートを行っておりますので、悩んでおられる場合は早めにご相談ください。

妊娠9週0日まで経口避妊薬(メフィーゴ)
または
日帰り手術(子宮内容除去術)
妊娠11週6日まで 日帰り手術
「掻爬法」か「吸引法」にて子宮内容除去術を行います。
妊娠21週6日まで数日入院
子宮口を開く処置を事前に行った後、子宮収縮剤を使用し陣痛を起こして処置を行います。

子宮内膜ポリープ切除手術/子宮内膜掻爬術

子宮内膜ポリープは、受精卵の着床を妨げる原因となっていたり、不正出血や過度の月経出血が起こる原因となる場合があります。
また、子宮内膜増殖症は、子宮の内側にある子宮内膜が必要以上に増殖して異常に分厚くなる病気で、長く続く不正出血などの症状があります。
通常は日帰り入院手術となります。
静脈麻酔を使用し、子宮の内膜にあるポリープなどを吸引または掻爬いたします。
採取した内膜やポリープは、病理検査に提出します。もしも細胞に異型があった場合は将来子宮体癌へと発展する可能性もあり、経過のフォローが必要です。

バルトリン嚢腫などの外陰部腫瘤の手術

日帰り手術
外陰部の状態にもよりますが、局所麻酔薬を注射した後、外陰部腫瘤の切除を行います。

コルポスコピー検査

子宮頸がん検診にて異常指摘された際に行う検査です。子宮頚部の病変が疑われる部分の組織をごく少量採取し、病理検査します。これににより、軽度異形成・中等度異形成・高度異形成・上皮内がんなど確定診断し、結果をもとに今後の治療計画を立てます。外来処置にて通常30分程度で終了いたします。

コルポスコピー検査はANNEX(分院)にて実施しております。

子宮頸部異形成(CIN)に対するレーザー蒸散術

子宮頸部異形成(CIN)は、子宮頸がんの前癌病変と考えられており、その程度が高いほど将来の癌化の危険性が高いことが報告されています。子宮頸部レーザー蒸散術は、癌化する前の段階で治療を行うことが目的です。レーザー光線を用いて病変を焼灼します。

別の治療法である『円錐切除術』では、妊娠後に切迫早産になりやすくなる等の影響が考えられますが、レーザー蒸散術の場合は、妊娠への影響も少ないとされています。

メリット
・低侵襲性のため、妊娠・出産への影響が少ない
・外来日帰り手術が可能で、出血や痛みなどの体への負担が少ない
・術後のトラブルが少ない

デメリット 
・表面の病変部位を焼灼するため、病変部位を使った病理診断などはできません


コルポレーザー蒸散術はANNEX(分院)にて実施しております。

尖圭コンジローマ切除術 レーザー蒸散術

尖圭コンジローマは、性的接触にて感染したヒトパピローマウイルス(HPV)6型、11型によって引き起こされる乳頭状のイボです。女性の場合、外陰部周辺だけでなく、腟壁、子宮頚部に認められることがあります。
治療方法としては、症状に合わせて外用薬の処方、切除術、電気焼灼術、レーザー蒸散術などがあります。

レーザー蒸散術のメリット

周囲組織へのダメージが少なく、創傷治癒が早い、傷跡が残りにくい
手術時間は30分~1時間程度、外来日帰り手術で実施可能です。
尖圭コンジローマのレーザー治療は、保険診療です。

尖圭コンジローマは、一旦治癒したように見えても再発することがあります。そのため治療後しばらくの期間、フォローアップが必要です。

レーザー蒸散術の治療は、ANNEX(分院)にて実施しております。

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